学習に役立つ情報 国語・作文
今回のロジカルライティングの授業は、「茶色の朝」(フランク・パヴロフ著)を読んで政治について考えてもらうことにしました。 この本は政治や民主主義について考えるのに絶好の本なのです。 例によって、生徒は麻布志望のタロウ・ゲンタ・ワタルの3名です…
国語の漢字テストではありません。 国語の記述問題、理科・社会の解答 どこまで漢字? ひらがなは×? 今回はこの疑問について考えます。 駒場東邦の例 国語の場合 結論 駒場東邦の例 例として駒場東邦をとりあげます。 学校説明会で配布された、「受験生のた…
中学入試問題で、国語の物語文の題材として扱われる文章の大半は、青少年向きの文章からの出題です。 その年に出版された、中学生前後の登場人物たちの葛藤を描いた小説、成長を描いた小説、そうしたものが「ねらい目」の本なのです。 実は我々も、そうした…
中学入試の国語では、物語文の比重が高くなっていいます。 しかし、どうにも苦手とする生徒というものがいます。 今回は、そうした物語文の読解が苦手な生徒へのアドバイスとなります。 本を読むのが好きじゃないから 入試問題(レベルの国語の読解問題)を…
みなさんは、日本語の発音に自信はあるでしょうか? 私は東京生まれの東京育ちですので、自分の発音には自信を持ってはいるのですが、時として自信が過信となり、大恥をかくことがあります。 今回は、そんな難しい日本語の発音に関する話題です。 日本語アク…
今回は、中学受験のみならず、あらゆる場面で役立つスキル、「列挙法」について説明します。 また「列挙法」など大げさなタイトルをつけましたが、読んで字のごとく、列挙する思考法の紹介です。特別なやり方でもありません。 しかし、これが実に役に立つこ…
子どもたちは、論理的に物事を整理して思考することが苦手です。 だから彼らが書く文章はわかりづらいのです。 そこで今回は、論理力と記述力を鍛えるのにとても有効な、賛否両論法について説明します。 まあ「賛否両論法」などと御大層なネーミングとしまし…
今回は、語彙力と記述力の向上にとても役立つ学習法を案内します。 私は「決定版」だと思っている学習法です。 名付けて「短文作成法!」 あれ? そんなに珍しい方法か? すいません、かなり基本的かつ一般的な学習法です。 でも、効果のほどは保障します。 …
なぜシャーロックホームズ? そんな本ばかり読んでるから勉強がすすまない! そう怒る前にこの記事を読んでください。 受験生にだって実はお勧めなのです。 コナンドイルについて シャーロックホームズの時代 コナンドイルについて 1859生 1930没 コナンドイ…
シェイクスピアは聖書と並び、欧米の基礎教養なのだそうです。 そういえば、欧米の作家の小説を読んでいても、登場人物が普通に引用しているのを見かけます。 日本人の私としては、訳者の註のおかげで何とかなるのですが。 今回はシェイクスピアについての回…
ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲です。 日本人以上に日本の文化を愛した作家ですね。 小泉八雲について 作品について お薦め 小泉八雲について 1850年、ギリシアの島で、アイルランド人の父とギリシア人の母の間に生まれました。その後イギリスとフランス…
名作とよばれる作家のもので、一番取りつきやすいのは太宰治かもしれません。 今回は太宰治についてあれこれ考えましょう。 太宰治について 作品について お薦め 太宰治について 1909年生 1949年没 今ふと思ったのですが前々回とりあげた芥川龍之介も前回の…
前回に芥川龍之介に続き、今回は三島由紀夫です。 三島由紀夫について 1925年 四谷で生まれる 学習院初等科・中等科に進学し、渋谷・松濤で暮らす ここだけ見ると、「お坊ちゃま?」と思いますね。 その通りです。 父親は高級官僚、母親は高名な学者の娘、山…
読書の大切さについては何度も書いてきました。 しかしまだまだ書き足りないのです。 それほど、今の子どもたちは本を読まない! 今回から何回かに分けて、必須の作家について語ります。 芥川龍之介について おすすめの作品 「杜子春」 芥川龍之介について 1…
語彙力は重要である。 常識ですね。 今回は中学受験で身につく語彙について考えてみます。 斎藤孝の著書 インプットがないとダメ アウトプットはまだ早い 斎藤孝の著書 ちょうどよい文章をみつけたので紹介します。 教育学者斎藤孝氏の「日本語の技法 読む・…
国語の入試問題を指導していると、いつも迷うのが国文法の扱いです。 どこまで教えるべきか? 教えないべきか? 今回はこの問題を掘り下げてみます。 入試問題例① 入試問題例② 「れ」 日本語文法が役に立つ 入試問題例① ◆自分の後輩が出世できるように仕向け…
こんな仕事をしていながら、私には美しい日本語は書けません。 論理的な文章は書けても、「美しい日本語」は書けないのです。 だから、そうした日本語を操る作家の本を読むことが大好きです。 小中学生にはまだ早くても、いつかきちんと読ませたい。 今回は…
SAPIXであれ日能研であれ早稲田アカデミーであれ、成績別のクラス編成を取っている以上、成績下位グループというものが必ず存在します。 もしお子さんが、そうしたグループに入ってしまったら、そしてそこからなかなか抜け出せなくて困っていたら。 今回は、…
6年生にもなって、漢字の指導はしたくありません。 もっと実践的な、難しい文章の読解を指導したいのです。 しかし、生徒の答案を見てみると、気持ち悪くなるほどひらがなが並んでいます。 そこで、今回の記事となりました。 漢字が大切なのはわかっていた…
語彙力を向上させ国語力を上げる。 辞書引き学習法から文章朗読までさまざまな方法があります。 みな効果的です。 今回私がお勧めするのは、語彙を定着させるのに非常に効果の高いやりかた、名付けて「短文作成法」です。 名づけるほどのものではないですが…
中学受験に新聞は役立ちます。 高校受験にも大学受験にも役立ちます。 しかし、最近は新聞自体を取らない家庭が増えています。 今回は、地方新聞の役割について考えてみましょう。 例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です…
今回は選挙の問題について考える授業です。 子どもたちは、大人が考える以上に選挙に興味を持っています。選挙が近づくと、通学路に見慣れぬポスター掲示板が現れたり、駅前で演説がおこなわれていたりするからでしょうか。この機を逃さず、選挙について考え…
今回のロジカルライティングの授業テーマは「暦」についてです。 暦については、1842年に太陰暦から太陽暦に切り替わった、そんなことしか子供たちはしりません。今回は生徒のふとした疑問から、暦について深堀りする授業となりました。 例によって登場人物…
お子さんは漢字がきちんと書けていますか? 国語のテストでは得点源となっているでしょうか? 国語のテストでは、必ずといっていいほど漢字の問題が出題されます。そして、ここだけが、トレーニングによって確実に得点できる部分なのです。 これを失点してい…
みなさんは、普段のPCへの入力は早い方ですか?それとも苦手でしょうか? 今回は、中学生のうちにタッチタイピングを必ず身につけなければならない理由とその方法について書いてみます。 いちおう中学生対象ですが、実は小学生のうちにマスターすべきだと思…
みなさんは読書感想文はお好きですか? 私は、読書感想文が好きだという生徒に出会ったことがありません。 私だって嫌いでした。 そんな私が「読書感想文を書きたくないけれど課題として出されてしまった」かわいそうな中学生のために、「緊急避難的な」書き…
今回のロジカルライティングの授業テーマは「ラーメン屋で儲けよう!」です。 例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去の授業を再構成したものです。 ラーメン屋を開くにはいくらかかる?…
今回も、ロジカルライティングの授業を紹介します。 授業テーマは「日本の貿易の変化 その2」です。 例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去の授業を再構成したものです。 貿易額の変化…
今回は、ロジカルライティングの授業を紹介します。 授業テーマは「日本の貿易」です。 例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去の授業を再構成したものです。 加工貿易 貿易の歴史 記述…
以前の記事で、「詩の読解はまず俳句から」と書きました。 peter-lws.hateblo.jp しかし、それだけではどうも不親切だったようです。 今回はさらに発展させた内容を書きたいと思います。 韻文読解の注意・・・フィーリングで解かない! 韻文の技法を知る 1…