学習に役立つ情報 国語・作文
みなさんは読書感想文はお好きですか? 私は、読書感想文が好きだという生徒に出会ったことがありません。 私だって嫌いでした。 そんな私が「読書感想文を書きたくないけれど課題として出されてしまった」かわいそうな中学生のために、「緊急避難的な」書き…
今回のロジカルライティングの授業テーマは「ラーメン屋で儲けよう!」です。 例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去の授業を再構成したものです。 ラーメン屋を開くにはいくらかかる?…
今回も、ロジカルライティングの授業を紹介します。 授業テーマは「日本の貿易の変化 その2」です。 例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去の授業を再構成したものです。 貿易額の変化…
今回は、ロジカルライティングの授業を紹介します。 授業テーマは「日本の貿易」です。 例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去の授業を再構成したものです。 加工貿易 貿易の歴史 記述…
以前の記事で、「詩の読解はまず俳句から」と書きました。 peter-lws.hateblo.jp しかし、それだけではどうも不親切だったようです。 今回はさらに発展させた内容を書きたいと思います。 韻文読解の注意・・・フィーリングで解かない! 韻文の技法を知る 1…
今回ご紹介するのは、中学受験のみならず、大人にこそお薦めしたい本です。 「言葉に関する問答集」 「新ことばシリーズ」 「総集編」の内容 「街」か「町」か 「農作物は、ノウサクブツか、ノウサクモツか」 「耳ざわりが良い」というのは一般的な表現か 「…
みなさんは、普段国文法を意識していらっしゃいますか? おそらくはほぼ全員がNO!と首を振りそうですね。 もちろん私もそうです。 国語の読解を教えているときにも、国文法を意識することはほぼありません。 でも、たまに、「ああ、これは文法の知識があっ…
まだ少し気が早いですが 小学校の夏休みの宿題といえば、読書感想文ですね。 ところでお子さんは読書感想文が好きですか? 私の経験上、好きな生徒はいませんでした。 でも、どうしても書く必要があるのなら、せめて中学受験に役立たせよう、という、今回は…
昔の教え子が、相談があるといって訪ねてきました。今年大学生になった子です。何やら、深刻そうな顔をしています。 「どうした?珍しいね。」 「ちょっと教えてほしくて。」 「何? 恋愛相談以外ならのるよ。」 私のくだらない返しはスルーされました。 「…
前回、詩の読解力をつけるためには、まず俳句から! と提案しました。 peter-lws.hateblo.jp そこで久々に書棚の「奥の細道」を引っ張り出してみたのですが、実に素晴らしい! 学生時代に読んだときにはさほど印象に残らなかったのですが、今読み返すと、凄…
生徒たちは、全員が詩の読解が苦手です。 小学生も中学生もです。 私は今まで、詩の読解が得意で詩を読むのが大好きな子どもに遭遇したことはありません。 しかし、テストには出るのです。 今回は詩の読解について考察してみたいと思います。 1.詩は重要か…
今回は、説明文=論説文読解のコツについて書きたいと思います。 1.そもそも論説文とは? 2.例を区別する 3.形式段落に番号をつける 4.注意すべき点 (1)入試問題には、文書の1部が抜粋されている。 (2)論理的でない文書もある (3)そもそも…
前回の続きになります。 物語文の読解について考えてみましょう。 1.まずは登場人物を整理する ※例外その1 ※例外その2 2.舞台を明確にする 3.時間=場面 4.回想シーン 5.同時進行のストーリー 6.誰のセリフか明確にする 1.まずは登場人物を…
今回は、物語文に焦点をしぼり、その読解方法について考えてみたいと思います。 1.物語文が読解しにくい理由 (1)作者の思い入れで書かれている (2)物語世界が理解できない 2.物語の分類 (1)闇をかかえた主人公 (2)気づきと成長 (3)時代に…
今回の記事では、文章読解について考察してみます。 考察といっても、あれこれととりとめのない話になりそうな気がします。ご容赦ください。 1.本好きな子 2.どれくらい読めばよいのか? 3.読書量と読解力に相関関係はない? 4.そもそも「文章読解」…
今回は、以前の授業で未解決だった路線バス問題の続きについて考えます。 例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去の授業を再構成したものです。 peter-lws.hateblo.jp 1.路線バスの現…
公文国際学園の帰国生入試、適性検査の問題を見てみよう 1.公文国際学園とはどんな学校だろう (1)寮がある (2)スイス公文国際学園高等部がある (3)公文式を学べる (4)自由な校風である (3)大学実績 2.帰国生入試の適性検査問題(2023) …
今回は、私が実践しているロジカルライティングの授業の中から、環境問題をテーマとしたものを記事にします。 題して「路線バスはエコなのか?」 例によって登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去…
今回は、前回に説明できなかった「里山」についてのロジカルライティング講座の授業を再現します。 登場人物は麻布志望の3人組、タロウ・ワタル・ゲンタ(仮名)です。実際の生徒・授業ではなく、過去の授業を再構成したものです。 peter-lws.hateblo.jp 1…
記述力のある子どもと無い子どもの違いとは? これは、私の永遠の課題でもあります。 だいたいの生徒は、記述力など備わっていません。それは最初からよくわかっています。様々なトレーニングを行い、経験値を積むことで、なんとかかんとか記述力らしいもの…
中学受験に間に合うのか? 壊滅的な国語の点数を人並にするにはどうしたら? 1.物語文の攻略 【物語文が苦手な生徒のパターン】 (1)読んでもさっぱり頭に入ってこない (2)思い込みで解いてしまう (3)行間が読み取れない 物語文の読解の手順 2.…
語彙力はその人間の教養を表す 語彙力って大切ですよね。 語彙がとぼしいと、文章が理解できなかったり、自分の言いたいことが言えなかったりします。また、相手に「教養がないな」と思われてしまうかもしれません。 まさに語彙力はその人間の教養を示します…
前回の記事の続きです。 私が実践しているロジカルライティングの実践例をご紹介します。 peter-lws.hateblo.jp 前回同様、実際の生徒を登場させるわけにはいきませんので、過去の授業を再構成した、授業展開のモデルケース、ヴァーチャル授業と思ってくださ…
2024年の国語の入試問題を見ていると、今年も複数の学校で同じ作家の同じ小説からの出題が見られます。まあ入試問題に出題しやすい文章はどの学校の先生も探していますからね。どうしても出題がかぶってしまうことは避けれられません。そんな文書の中から、…
まさか大学入試問題レベルのテーマが中学入試に出るわけはない。みなさんそう思われますよね。しかし、実は中学入試のレベルはもうそこまで来ているのです。今回は、そのあたりについて考察します。 (昨日の中学入試問題の分析はもう少し検討してからUPしよ…
数年前の問題で恐縮ですが、東大の地理の問題について、各予備校の出した解答を較べてみました。同じ問題に対しても、ずいぶんと異なる解答となるものですね。 1.問題 A:農産物を、生産された地域のみで消費すること B:適地適作の観点から C:最適な地域で…
「良い文章」を書くためにはどうしたらよいのか? 伝えたいものがあり、それを伝えるやり方を知っていて、はじめて良い文章が書けます。 今回は、「良い文章」とはどんな文章なのか、そしてどうしたら「良い文章」が書けるようになるのか、考えていきたいと…
今回は、過去に行った、海外在住の小学生の記述添削指導について紹介します。 記述を提出してくれたAさんは、当時海外在住の小学5年生女子でした。 1.記述のテーマ 2.表記上のミスについて (1)冒頭の書き出しは1字下げる (2)漢字のミス (3)句…
今回は、昨年12/16に行われた、江戸川学園取手中の「適性検査型入試」の問題を見てみたいと思います。 最初に言わせてください。昨年末に、来年入試で出そうな重大ニュースの筆頭に生成AIの話題を取り上げました。 peter-lws.hateblo.jp 江戸取適性型Aの大…
2024年が始まりました。後1ヶ月で入試本番です。その前に、昨年(2023)の入試問題を振り返っておきたいと思います。 (2024.1.09に加筆修正しました。最後の4.2022年の入試問題はどうたったのか? の部分が加筆部分です。) 1.随筆文 問1 漢字 問2 記…