中学受験のプロ peterの日記

中学受験について、プロの視点であれこれ語ります。

中高一貫校に進学した後の塾選び

 

中高一貫校生の塾選びのアドバイス

中学受験が終わり、晴れて志望校に通うことになった2月から3月ころに多い相談があります。
「塾に行くべきか」
「どの塾がよいのか」
入試が終わったばかりなのに、もう次の塾の話とは。
可哀そうな気もします。
以前なら、「せっかく希望の中学に進学するのですから、少しはゆっくりさせてあげましょう。」とお答えしていたものです。その気持ちは今でも変わりません。
しかし、現実は大きく変わりつつあります。
◆小学校と塾のダブルスクールが染みついているため、中学校に進学しても塾に行かないと落ち着かない
◆大学入試制度が変容しつつあり、難関進学校といえどものんびりしていられない

 首都圏には、中高一貫校生を対象とした塾が無数にあります。

その中から、私が知っている(講師を知っている・教え子が通っていた・通わせている保護者から話を聞いたなど)塾をいくつかお話します。

※決して、これらの塾をお勧めしているのでも、批判しているのでもありません。あくまでも、私の経験に基づく主観です。

 

 

1.中高一貫校生対象の塾あれこれ

 (1)鉄緑

 もうみなさんご存じですね。代々木から新宿方面に少し行ったところにあります。数年前にビルを建て替えました。きっと儲かっているんだろうなあ、などと下衆の勘繰りをつい。

 ここの特徴といえば、3点あげられるでしょう。

東大一直線

もう東大、それも法学部か医学部しか眼中になし!といったご家庭は良いかもしれません。たしかに、東大に向かう道が整備されて走りやすくなっている、そういう印象の塾です。もっとも東大にいたる坂道は、かなり傾斜は急です。そこを全速力で駆け上がりやすくしてくれるのがこの塾です。

中学受験におけるSAPIXのようなポジションかな? いや、どちらかというと灘しか眼中にない、関西の浜学園/希学園のようなかんじかな? あくまでも印象です。

逆にいうと、東大一辺倒の価値観ではない場合はやめたほうがよいかもしれません。

 

◆進度がとても速い
 数学の場合、中1で中学3年分の数学が終了します。中2で数1A、中3で数2Bが終わりますので、たとえ基本問題だけだとしても、驚異的なスピードです。一般の高校の高2までの範囲が終了することになります。ただし、私立中高も進度が早いところがありますので、例えば開成と同等かそれより少し遅いくらいでしょうか。一般的な私立進学校ですと、高校1年までの内容を中3で終了といったかんじだと思います。
以前、私立中高で採用の多い数学テキスト「体系数学」を紹介しました。

peter-lws.hateblo.jp

「体系数学-1・2」を、一般的な私立中高は中1・2の2年間で終わらせるところを、鉄緑会は1年で終わらせる、つまり倍速のイメージでしょうか。

 がんばればできなくはないスピードですが、あまり推奨したくありません。この塾は、最初の加速で後の問題演習の時間をたっぷりと捻出するスタイルですが、とくに数学の場合は、「ひたすら高速でトレーニングしてとりあえず解けるようにする」より、「なぜそうなるのか、じっくりと考えて身に着けていく」ことが、中学初期段階の学習では重要だと思うからです。数学の面白さを味わう時間を与えてあげたいのです。

この高速スピードについていける子はよいのですが、そうでないと悲惨です。

通っている生徒によると、塾の最上位コースにいる生徒は「ヤバい!」そうで、もうレベルが違いすぎるとか。
そう語ってくれた生徒も、最難関女子校に通う賢い生徒なんですがね。
多くの生徒は、早い進度についていくのが精いっぱいだそうです。
中学校の定期テストの追試組に鉄の生徒が多くいる、などという話も聞こえてきます。しかし、中3までくらいついていた生徒は、さすがに学校の定期試験でも力を発揮できると思います。
鉄については、「楽しかった」「きつすぎた」「和気あいあいとした雰囲気で、男女のお付き合いが生まれることも」など、相反する情報がとびかっているのは、このあたりが理由だと思います。

HPによれば、東大合格に必要な学力を効率的につけることで、読書やクラブ活動等の人格形成にとって大切な時間を過ごすことができるそうです。

もちろん、これを真に受けるわけにはいきません。そんなわけありません。

もしそれが可能だとしても、前述の子の言葉を借りれば、「ヤバい!」レベルの子だけでしょう。しかし、そういうレベルの生徒は、さらに勉強に邁進しますので、「読書やクラブ活動等の人格形成にとって大切な時間を過ごしている」とはとても思えません。

ところで、多くの中高一貫校の先生方は、この塾が嫌いです。また聞きなので真贋不明なのですが、桜蔭の先生が「大学受験の勉強は鉄でやりなさい!」と言ったとか。おそらくは、大学受験のことしか眼中に無い生徒を叱責しての発言だと思います。せっかく最高峰の学校に進学したのですから、もっと別の学びに目を向けてほしいと私だって思います。

◆指定校制度

指定校(開成、桜蔭、筑駒、麻布、駒東、海城、筑附、JG、雙葉、豊島岡、聖光、栄光、渋幕、渋渋、早稲田の15校)の生徒のみ、中1最初は無試験で入れるというもので、その後は入塾試験が必要となります。

これが悪名高い?「指定校制度」です。

感じが悪いとしか言えないですよね?

それは塾は営利企業ですから、どの塾だって優秀な生徒しか欲しくないのが本音です。

しかし「それを言っちゃあ、おしまいよ。(byフーテンの寅)」じゃないですか。
どんな生徒だって全力で指導する、そういう気持ちがなければ「先生」と呼ばれる資格はないと私は思うのです。
それを、恥ずかし気もなく、むしろ堂々と全面に押し出している。そういう塾です。
 戦略としては、実に上手い制度だなあと思います。
これがあるおかげで、合格が発表された瞬間、説明会の予約が殺到するそうです。
とくに土曜の講座は人気ですぐ埋まってしまうとか。
でも、そんなに慌てて敵の作戦(敵ではない)に乗せられるのはどうなんでしょう? 
学校の授業中に鉄の課題の内職をして怒られた、とか、慌てて入塾したものの、学校の復習と両立できず、1年未満でやめた、とか、いろいろ聞こえてきています。

 
 
◆学生非常勤講師の時給が高い

時給7000円とか1万円とか景気の良い話を聞きますね。

ところで、塾講師の時給は1500円~2000円程度が相場です。業界随一の高給なのがSAPIXの3000円だそうですね。まあ所詮素人の学生アルバイトですから、3000円は貰いすぎだろ! と私など思ってしまいますが、学生でも優秀な子は多いですから、それくらいはあげてもよいのかもしれません。そう考えると時給1万円! ってどうなんでしょう?

でもそのおかげで、鉄に通って東大生となった卒業生がそのまま非常勤のアルバイトをする、という好循環が形成されています。

私の教え子も「俺は文1だから時給は〇〇円だけど、理3だともっと高い」とぼやいていました。

 このように学生が講師をしていることについては、プラスとマイナスがありますが、この塾はうまくプラスに利用しているようです。

例えるなら、中1で吹奏楽部に入部した生徒が初めてのサックスを中2・3の先輩に教わるようなものでしょうか。

オーケストラのプロ奏者に直接指導をうけるのに比べれば、技量も経験値も比べようもないですが、先輩たちが通ってきたばかりの道について教えてもらうほうが、むしろ初心者にとっては良い場合もあるということです。

賛否両論ある塾ですが、東大を狙う子が大勢通っていることは事実です。

ところで、この塾は、15年ほど前からベネッセの傘下です。

ベネッセは通信教育「進研ゼミ」の印象が強いですが、中高生対象の対面塾としては、「お茶の水ゼミナール」と「鉄緑会」が2枚看板です。あとは「東京個別指導学院」というのもありましたね。

塾・予備校業界の合従連衡についてはいつかまとめて記事にしたいと思っています。

 

 (2)SEG

  マニアックな数学と、多読の英語が特徴です。ここの代表の古川氏は、たしか数学の専門家だったはずですが、いつの間にか英語の専門家にもなっているんですね。

 小学生のときには「中学への数学」、この後は「高校への数学」「大学への数学」に取り組むような生徒にはうってつけの塾でしょうね。

ちなみに「中数」「高数」にはSAPIXの講師が、「大数」には古川氏が執筆しているようです。

 (3)平岡塾

  渋谷にある英語塾。1965年に創業した老舗ですね。

創業者の平岡先生はお亡くなりになっていますが、そのスタイルは受け継がれているとか。そういえば平岡氏は27年ほど前に巨額の脱税で逮捕されたのを思い出しました。

まず眼をひくのが「畳に座卓」スタイル。今はさすがに絨毯ですが、そこにローテーブル(和室にあるような高さ)があり、生徒がその長机を囲んでペタリと横すわり、という伝統(?)的なものです。授業中の飲食も自由で、寺子屋スタイルとでもいうべき雰囲気の塾です。そのせいかどうか、男女の仲が良くなるという噂も聞きましたが、本当かどうかは知りません。

ここはもともと「目指せ東大」の英語塾としてはじまっていますので、文法をがっつりとやります。好みが分かれるところですが、好きな人も多いですね。

いろいろ新しい塾が出てくる前は、「数学はSEG,英語は平岡」などと言われていたものでした。

 (4)Gnoble

  グノーブルという塾は、中学受験と大学受験の二つに分かれています。

ここは新興勢力になるんですかね。

できてから17年くらいです。始めたのは中山先生という英語の専門家。この先生に習いたくて生徒が集まったと聞きました。

設立の経緯は少々複雑でして、TAPという塾からSAPIXが分離したときに中山氏はSAPIXの中学生部門のトップ(社長)になり、さらに大学受験部門も立ち上げたのですね。やがてそこから先生をごっそり引き連れてグノーブルを作ったと。さらにそこに、SAPIXの小学生部門のトップ(社長)が先生を引き抜いて合流し、グノーブル中学受験部門ができたそう。

 なんでしょうね、この仁義なき戦いというか、モラルの無い感じは。

個人的には、少なくとも、端っことはいえ教育に携わる企業には、多少のモラルはあって欲しいと思うのですが、私が言えるセリフではないですね。

まあ、通う生徒にとってみればどうでもいい話です。

 ここは、中学受験の塾の雰囲気が好きだった生徒にとっては、最もなじみやすい雰囲気かもしれません。20名程度の集団授業、質問がしやすい雰囲気、など。ただ、大学受験は情報戦の側面も強いので、そこはどうなんでしょうか?

 

 (5)Y-SAPIX

  グノーブルを紹介したので、こちらも。

 ここは、名前どおり、中受で名をはせているSAPIX小学部の系列塾です。正確にいえば、代ゼミ-SAPIXのグループの塾ということです。しかし、同じグループとはいえ、スタッフは別物です。SAPIX小学部で中学受験勉強をし、懐かしく思ってこちらに行くとがっかりするでしょう。小学部の要素(人・方針・雰囲気)ゼロですから。

そのせいかどうか、SAPIX出身の中高生が大挙して通っているかといえば、そういうわけではありません。同じ代々木なら、みな鉄緑会に行ってしまうんですかね。

 もともと、SAPIX代ゼミに吸収されたとき、2009年にできたので、歴史は浅いです。

当初は全国に教室を展開しましたが、だいぶ閉じたようなので、集客に苦戦してるのかな? 今では6校舎です。傍から見ていると、「SAPIX小学部の実績が凄いから、その名前を冠した塾を開けば、SAPIX小学部出身の中高生がみな来てくれるに違いない」と安易に発想して作られたように思えてなりません。もちろん根拠のない邪推です。

 しかし、人数が少ないこともメリットです。「少人数でとても良かった」という声は聞いたことがあります。

ただし、SAPIXには大学受験のノウハウは無かったはずなので、代ゼミの講師が中心になって授業をしていたと聞きました。ここをどう評価するかがポイントですね。予備校の先生って、双方向のイメージがないですもの。

 

 (6)J-PREP(斎藤塾)

 ここは英語塾です。創業の斎藤先生は、イエール大学で教えられていたとか。ご自身も留学経験をお持ちの駒東生のお母さまが「ここは英作文からディベートまで全部やってくれるの!」と熱をこめて語っていました。

また、慶応中等部に進学したある生徒は、英語未経験(中受一色に染まっていた)だったのに、ここで学んで、中3で英検準1級だそうです。

これは、もともと真面目だったことに加え、「大学受験が無いのだから、せめて英語だけは力を入れる」というご家庭の方針と本人の努力の賜物だと思います。

この塾がどこまで寄与したのかは不明です。

 グローバルな匂いのする英語塾を探している場合は、良いかもしれません。

自由が丘を本拠地として、渋谷・横浜・吉祥寺・四谷に展開しています。

 

2.中高一貫校生に塾は必要なのか?

 すいません、他にどんな塾が? と考えていたのですが、あとは駿台や東進のような大手予備校系くらいしか思いつきません。

あるいは女子学院生の駆け込み寺といわれている湯島の栄光会とか小さいところもありますが。

私はどうも中高一貫校生の塾通いに賛成できないのです。

だって、せっかくがんばって良い学校に進学できたのです。学校の勉強にどっぷりとつかってみるほうが先じゃないですか?

 その上で、目標とする大学なり学部なりが見えてきたころ、学校の勉強だけでは不足するようになってから塾・予備校を検討する、が本筋だと思います。

この仕事をしている私がいうセリフではないですが、みんな塾・予備校の戦略に乗せられすぎです。

 まあ、英語はいくらやってもプラスなのは間違いないですが。

 そもそも、中高一貫校生が塾に期待するものはバラバラだと思います。

 中学受験、あるいは高校受験のための塾であれば、目標はかなり明確ですので、塾選びもしやすいでしょう。

あるいは、公立高校を目指している公立中学生の場合であれば、地元の学校事情に詳しい塾できちんと中間・期末対策をしてくれるところを探せばよいと思います。

 しかし、中高一貫校生の場合は学校によって進度がかなり違いますので、自分の目標を明確にしないと塾選びに失敗します。

 (1)学校の成績をあげたい

学校の勉強だけでは物足りなく、より高度な学習や問題演習を求めている場合と、学校の成績不振を何とかしたい=中間・期末テスト対策を求めている場合と、2種類あると思います。


前者の場合であれば、いろいろな塾の様子を調べて、本人が一番しっくりくるところを自分で選べばよいでしょう。もっとも、このレベルの生徒だと、塾は不要だったりもします。
教え子で鴎友から東大の文3に進学した生徒は、高校生のときのみ東進に籍を置いていたといっていました。自習室を利用するためだけだったそうです。


後者の場合であれば、適合する塾は無いといってもよいでしょう。
異なる学校の進度に合わせた塾などありません。あるとすれば個別指導か家庭教師ということになりますが、正直にいってこれらはお勧めしにくいですね。その理由については以前こんな記事を書きました。中受の塾選びについての記事ですが、参考になると思います。

 (2)大学に合格したい

目標とする大学がどこなのかによって対策はかなり異なります。

 中学受験の時のように、「塾にお任せしておけば何とかなる」という感覚でいてはいけません。(もちろん中受でもその感覚ではいけません!)

 一昨年のミス東大になった白百合卒の子の記事を見ていたら、中高生時代は4つの塾に通っていたとありました。

すごい! よくスケジュール調整ができたものだ。

そんなに学校の勉強は物足りなかったのかな? そんなこともないと思うけれど。


3.それでは、中高一貫校生はどうすべきなのか?

 簡単です。

まずは、学校の勉強をperfectにこなすことです。

みなさんの進学した学校の先生って、そんなにレベルが低いのですか?

授業内容が易しすぎるのですか?

常に満点を(軽く)とっているのですか?

そんなことないでよね。それなのに、「塾に行かねば!」「鉄の申し込みが!」と右往左往するのは、本末転倒です。

最初にとりくむべきなのは、学校の勉強を完璧にこなすことです。

そして、その上で、物足りない教科があれば、学校の先生に相談すればよいのです。

優秀で頑張っている生徒が「もっと勉強したい」といって相談に来て、嬉しくない先生など存在しません。親身になって、教材や学び方についてあれこれ教えてくださるはずです。それが教師の本能というものです。

 (1)学校の勉強ではもう物足りな過ぎる場合

 中1・2の段階でこれはないでしょう。

あるとすれば、中3か高1になるあたりでしょうか。前述したようなやり方で勉強に取り組んでいたら、いつの間にか学校よりも大分先に学習が進んでしまった、そういったケースです。そこで、周囲の友人の話などを聞いて情報を入手し、どこかの塾に通うことを検討してもよいかもしれません。自分に合った塾を探してみましょう。しかし、もし見つからなかったら、無理して通う必要は全くありません。

 (2)学校の勉強についていけなくなってしまった場合(中学生段階)

 赤点追試組の常連になってしまったケースです。

さぼり過ぎましたね。浮かれて遊び過ぎたのですか?

本当はそうなる前に軌道修正すべきだったのですが、それでも気が付いただけよしとしましょう。なるべく通いやすい(学校帰りに寄りやすい、自宅から通いやすい)ところにある小規模な塾を探してみましょう。

 そうした塾の多くは高校入試に向けた塾です。もしかして、地元の公立中の生徒が通っているかもしれません。そこで机を並べて学ぶのは屈辱的ですね。

しかし、気取っている場合ではありません。おそらく現在のあなたは、公立高校受験に失敗するレベルのはずだからです。ここは思い切って、中学3年間の学習を、基礎から叩きこんでもらいましょう。例えば、東京都立日比谷高校、神奈川県立翠嵐高校、あるいは開成高校、そうした高校に合格できる力がついてから、文句を言う資格が生じるのです。

 (3)少しずつ学校の定期試験の成績が下降してきたケース

(2)のように落ちこぼれたほどではないが、危険水域に近づきつつあるような場合です。別に遊んだりさぼったりしていたつもりはないのだけれど、気が付いたら成績が下がってきてしまった、そんなケースですね。

 トップレベルの進学校で見られるケースです。もともとポテンシャルの高い生徒が多いため、同じように遊んでいても、他の生徒はきちんと押さえるべきところは押さえて成績をとってくるのに、なぜか自分はうまくいかないのです。

 この場合は、信頼できる相談相手が欲しいですね。一番良いのは、実力のある家庭教師なのですが、良い先生を探すのが困難な上、良い先生は非常に高価です。もし評判の良い先生が見つかれば、迷わず頼りましょう。

 あるいは、中高一貫校生も通う塾のうち、なるべく小規模なところを探すのも手ですね。大規模塾の定められたカリキュラムに従うよりは、融通のききやすい小規模塾のほうが合っていると思います。まずは今学校で習っている単元をきちんと復習し、次の定期試験に備えるのが先決です。

 (4)高校生になり、目指す大学・学部が見えてきた

まずは、模試を1つ受けてみましょう。大学受験を目指した模試といえば、河合塾駿台が定番ですね。どちらでもよいと思います。そこで、自分に足りない物を見極め、それを補う塾・予備校を探す、これが王道です。また、すでに通っているクラスメイトから情報を入手するのもよいですね。

※注意・・・仲の良い友人がいるという理由で選んではいけません。勉強は孤独に取り組むべきものです。塾近くのマクドナルドやサイゼリアで、授業開始時刻を過ぎても居座ってだべっている中高生をよく見かけますよ。

4.注意・・・ネット情報について

 このブログだってネット情報の一つには違いないのですが、この記事を書くにあたって「中高一貫校 塾」といったワードで検索して上位にヒットした記事を見ていてどうしても一言書きたくなりました。

「おすすめ塾ベスト10」といったようなタイトルの記事の中には、私なら絶対勧めないであろう、業界内の評判が芳しいとはいえない個別指導塾や集団指導塾がズラリと並んでいるものがあるのです。ああ、これがいわゆる「ステマ」というやつなんでしょうね、きっと。私の持論ですが、広告宣伝に力を入れている塾ほど信頼できないと思っています。

ほんとうに適切な情報を手に入れるのは難しいものです。みなさんも、ぜひお知り合いの口コミを中心に、実際に塾に足を運んでみてご自身で判断することをお勧めします。

ちなみに、私が「業界内の評判」といっているのは、以下のようなものです。

〇その塾に在籍している(かつて在籍していた)社員から直接聞いた情報

〇その塾に通っていた生徒・保護者から直接得た情報

〇私が信頼している業界の人間(塾業界歴30年以上といった)から得た情報

もちろん、どんな手段で得た情報であれ、その塾の一面しかとらえていません。私が「評価できない」と思ったところで、多くの生徒が選んで通っていることも事実ですので。