中学受験のプロ peterの日記

中学受験について、プロの視点であれこれ語ります。

学校説明会の注目ポイントとは?



 学校見学では何を見て、何を質問し、どこに注目すればよいのでしょうか?

 

やっとコロナも落ち着き(まだまだ予断は許さないですが)、各学校で学校説明会や見学会が通常通り開催されるようになってきました。また、体育祭や学園祭の一般公開も復活しました。

やっとです。

ほんとうに、この数年間はひどかった。

生徒達の活動が制限され、入学式やクラブ活動等がほとんど行えなかったと聞きます。

さらに、肝心の学校選びが難航しました。

「まずは学校に足を運びましょう。」

学校選びについて一番大切なこととしていつも語る言葉です。それができなかったのですから。

また、わずかに開催される説明会も人数がしぼられており、webによる申し込み時にはアクセスが殺到し、サーバーがダウンし全く繋がらない、仕事を休んで一日中PCの前でトライし続け、やっとつながった夕方にはもう満席だった、などという話が頻繁に聞かれました。

私の教え子にも一人、そうした生徒がいました。

結局第一志望の学校の説明会には行くことができず、「きっとご縁が無かったのですね。」と、その学校の受験そのものをあきらめてしまったのです。

しかし、各学校も平常運転モードに戻っています。5月ころから、説明会や見学会の予定が出てきます。

このチャンスを無駄にしないために、学校説明会や見学会等ではどういった点に注目すべきなのかについて考えてみたいと思います。


学校の選び方については、過去の記事もごらんください。

peter-lws.hateblo.jp

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1.説明会の種類

 

説明会といっても、さまざまなパターンがあります。


(1)土曜・日曜に学校内で行われる説明会

 これが最もオーソドックスな説明会のスタイルですね。広い講堂に保護者が集められ、司会の先生が進行します。まずは校長が登壇して学校の方針などを語り、次に教科担当の先生が教科指導について、さらに入試担当の先生が入学選抜についてお話します。

 学校の紹介ビデオを流したり、パワポを使う学校が多くなりました。

 また、保護者だけでなく子供同伴可の場合もあります。その際には、単に大人向けのプログラムを親子で見るだけの学校もあれば、子供だけ別室で別メニューの場合もあります。大人が講堂で話を聞いている間、子供たちは教室に入れられ、在校生からいろいろな話をしてもらう、そんな学校もありました。

こうした説明会の際に、学校内を案内してくれる学校も多いですね。

説明会が1時間程度、そのあとに希望者だけが校舎見学会(30分~1時間程度)に参加、といったスタイルが多いです。

この校舎見学会は、絶対に参加すべきです。

その学校の雰囲気をつかむには、校舎内を歩き回るのが一番だからです。

 

(2)平日の夜に行うナイト説明会

 最近少しずつ見かけるようになりましたね。今の時代、平日の昼間に必ず母親が説明会に参加できると考えるほうが間違っています。また、父親だって説明会には参加したいです。

 私の知人に、ある伝統的な女子校の広報責任者に、外資系企業から転職された方がいました。その方曰く、「とんでもないお公家文化」に眩暈がしたそうです。
 実は、私はその学校の広報担当の前任者と面識がありましたので、深く頷ける話ではありました。

 まず改革したのは説明会だそうです。さっそくナイト説明会の導入からはじめました。

そのせいかどうか、最近はその学校の人気も偏差値も少しずつ上がってきています。


(3)塾主宰の説明会

SAPIXや日能研等の大手塾では、塾主宰の学校説明会を多数開催しています。塾の施設を会場としたり外部会場を使う場合がほとんどです。まれに、学校の講堂を使う場合もあります。

これは別に学校と塾が癒着しているわけではありません。
学校の先生に、塾から謝礼を支払っているわけでもありません。美味しいお弁当を用意するくらいだと聞きました。

ただし、海外で塾が主催する学校説明会にその学校の先生が出席する場合は別です。ある塾では、飛行機はビジネスクラス、宿泊は一流ホテルを用意して難関校の先生を海外に帯同するそうです。これは学校の先生から聞いた噂ですが。塾は商売ですから、学校に顔が利くアピール(実際にはそんなものは意味ない)をしたいですからね。もっとも、そんなものに出かける学校側がどうかしていると私は思います。

さて、こうした塾主宰の説明会は、当然その塾に通っている生徒の保護者のみが対象です。

いちいちいろいろな学校に自分から申し込まなくても、塾への申し込みだけで参加できるので保護者としては便利です。

ただし、そこで話される内容は、学校が実施する説明会の内容と全く同じです。塾主宰だからといって、なにかお得な情報が得られることは一切ありません。

さらに、学校以外の会場での開催となることがほとんどなので、学校の様子を知ることもできません。

学校の様子を確かめる機会を別に作る必要があります。

志望校がなかなか定まらず、少しでも多くの学校の話を聞きたいという場合には有効ですね。

こうした説明会は、昔では考えられないほど増えてきました。
学校としても、一人でも多くの優秀な生徒に受験してもらうための情報公開の機会を多くしようとしているのですね。

昔、ある学校の先生から聞きました。
その学校は、生徒募集に苦戦している学校でした。
そうしたら、「声の教育社」(過去問題集専門の出版社)の担当者にこうアドバイスされたそうです。
「名刺を持って、いろいろな塾をまわりなさい。」
慣れない手つきで作り立ての名刺を差し出しながらおっしゃっていました。
学校の先生方も大変なのですね。


(4)イベント系合同説明会

「よみうりGENKIフェスタ」
「難関私立中学合同相談会」
「進学合同相談会」
キリスト教学校フェア」
「子どもまなびフェスタ」

ちょっと探すだけでも、無数の進学相談会的なイベントが見つかります。

内情をばらしてしまうと、こうしたイベント系の合同説明会は、教育系の広告代理店が仕掛けます。

学校に声かけをし、ブースの出展を依頼します。ブース出展がしてもらえない場合は、資料参加(会場の隅の資料コーナーに入学案内を山積みする)を依頼します。
なるべく多くの有名校を集めるのです。
そうして、今度は塾等の教育産業に営業をかけます。こちらは有料での出展を募るのです。ちなみに費用相場は、2・3百万でしょうかね。イベントの規模と出展内容次第です。

会場は、パシフィコ横浜東京国際フォーラムといった大きな箱から、貸会議室規模まで様々です。

会場に行きますと、ホール一杯に、学校のブースが並んでいます。 1校あたり1坪程度でしょうか、仮設壁の前に長机を1本、先生が二人座っているのが普通です。
さらに教育産業の相談コーナーがあったりもします。特設会場で、セミナーがあるのも普通です。

私もずいぶん足を運びましたが、なかなか残酷ですね。人気のある学校のブースの前には相談待ちの行列が絶えないのに、不人気校のブースは閑古鳥が鳴いているのです。ぼんやりと暇そうにしている先生方が気の毒になってきます。

さて、こうしたイベントに参加するメリットとしては、1日でたくさんの学校の情報を得られることにつきます。パンフレットももらえますし、先生方への質問のハードルも低いので、気軽にいろいろ質問できます。とくに不人気校(この言い方は失礼ですね。すいません)の情報というか、受けるか受けないかわからない学校の情報を幅広く集めるのには最適です。

デメリットとしては、情報が薄いことです。

あの会場の雑然とした雰囲気の中で、じっくりと相談することは不可能ですし、入室案内だってHPで入手できます。
あくまでも薄く広く情報をあつめる場なのですね。

まだ低学年で、学校選びをこれからはじめるという方にとっては便利ですが、ある程度学校が絞られてきているのなら、行くだけ無駄だと思います。

毎回私が気になるのはこんな点です。


◆会場が暑い・・・換気も悪く、熱気がこもっています。

◆うるさい・・・・会場に声が反響していて、とてもうるさいです。

◆子供が走り回っている・・・親が小さいお子さんを連れてきているのですね。親が相談している間、子供たちは野放しです。広い会場内で鬼ごっこをしています。誰も咎めません。学校の先生方にとっても受験産業にとっても、将来の顧客?だからでしょうか。まるで日曜日の公園状態です。

◆雰囲気が独特・・・真剣に受験校を考えている保護者よりも、ちょっと寄ってみた、といった風情の親子連れが多いのが特徴です。また、絶対に保護者ではないであろう人(服装が汚かったり臭かったり)が必ず入り込んでいます。配られるグッズ(校名入りボールペンやノートなど)が目当てなのかな?


(5)授業見学会

文字通り、学校の授業を見学させてもらえます。

平日昼間の学校説明会の後に、校舎見学を兼ねて授業見学をさせていただける学校も多くあります。
また、申し込み制で授業見学会だけを実施している場合もあります。

これは絶対見ておきましょう。

授業と生徒の反応を見れば、学校の実力は一発でわかります。

説明会でいくらきれいごとを並べたところで、生徒や先生がそのレベルに達しているのかはわかりません。

逆にいえば、自信があるからこそ、授業を公開できるのですね。

ただし、授業見学が無いからといって、学校や生徒のレベルが低いというわけではありません。

授業を公開することで、その授業を受けている生徒たちの集中力の妨げとなりますので、生徒のことを第一に考えれば、授業見学などないほうがいいのです。そういう教育的配慮を優先している学校かもしれません。

また、あえて授業公開などせずとも、レベルの高さは周知の事実である学校の場合も、授業見学会など実施していないですね。


(6)その他の行事

その他、学校が工夫をこらした行事がいろいろあります。


◆生徒主宰学校説明会

 サブタイトルに、「在校生の本音、教えます」となっています。

おもしろしそう!

 ぜひ参加してみたくなります。


◆体験授業・体験クラブ

これもそそられます。あの手この手で受験生を引き込もうとしているのがわかります。
こういう工夫は、私は嫌いじゃありません。
実際に進学してから「こんなはずじゃなかった」となるより、事前に受験生本人も学校について十分な情報を得ることはとても良いですね。

まだまだあります。

◆夏休み特別企画・理科体験授業
 こうした体験授業も多いですね。楽しそうです。

◆入試体験会
 実際の入試問題レベルの問題を解き、解説もついています。この学校を受けるつもりなら、非常に有効です。

◆オープンスクール
 自由に学校の授業見学ができるしつらえですね。

◆入試傾向説明会
 これも親切です。先生みずから、入試問題の傾向について解説してくれるのです。

◆オンラインクッキング
 ?? これは謎です。

もうみなさんお気づきかと思いますが、生徒集めに苦戦していたり学校改革に取り組んでいる学校ほど、こうした生徒募集につながる行事が多彩です。
一方、安定した人気校・実力校ほど、あっさりしているものです。

 

2.説明会で注目すべきポイント


(1)教育方針・・・校長の話

校長は、その学校のトップです。

トップがどんな思いで学校を運営しているのか、先生方を指揮しているのか、生徒に接しているのか。

そこをじっくりとうかがいましょう。

ただし、別にトーク力は気にする必要はありません。
立て板に水のなめらかな説明は、かえって内容を薄く感じさせてしまうものです。

一人の教育者として、伝えたい思いや信念があれば、それは保護者のみなさんにも伝わりますので。

私がうかがってきた校長先生のお話にはいろいろなものがありました。


◆創立理念から今に継承される教育について熱く語った先生
◆「東大2桁プロジェクト」だけについて話した先生
◆生徒に向けるまなざしの暖かさを感じさせるエピソードを話した先生
◆「生きる力」や「グローバル人材の育成」について、抽象的な話しかしなかった先生
◆一部の生徒の活躍の自慢話だけで終わった先生


個人的には、校長先生は人格者であってほしいと思います。
学校運営の具体的な実務は、教頭や事務長の仕事です。

この校長先生なら安心だ、と思わせてほしいのです。

※校長先生は永久に同じではありません。あまりにも校長の個性が強すぎると、校長が交代した後のことが心配になります。


※司会進行の先生の校長に接する態度も気になります。
「では、校長先生にお話ししていただきたいと思います。」
こんな紹介を平気でする先生がけっこういるのです。

単に敬語の使い方を知らないだけならよいのですが(実は良くない)、もしかして、日ごろから校長の恐怖支配が行き届いているのでは?と勘繰りたくなります。

先生方が生徒・保護者の方ではなく、校長のほうを向いているような学校は嫌ですね。


(2)その他の先生方の話

教師というものは、話が上手いものです。

とくに塾の教師は上手です。

塾の先生の結婚式にずいぶん出席してきたのですが、まあみなさんスピーチがお上手なこと、感心してしまいます。
とくに原稿などなくても、いくらでもアドリブで会場を沸かせます。

これは、日ごろから、集中力の低い生徒達相手の授業を通じて、いかに彼らの頭の奥に情報を届けるか、どう話したら理解してもらえるのか、常に考え実践し続けてきたことの成果なのです。

学校の先生も同じです。

話の下手な先生というのは、日ごろの授業で生徒の方を向いていなかったのではないかと思ってしまいます。

教科担当の先生が下を向いて原稿をぼそぼそと読み上げているのでは、その先生の普段の授業も予想できてしまいます。習っている生徒が気の毒です。


(3)入試情報

入試情報については、HP等で公開されます。ここで聞いておきたいのは、各教科の先生方が話す、出題方針についての生の声なのです。

作題については、どういった方針で臨んでいるのか。どういう生徒に入ってほしいと考えているのか。

そうした教師の本音のようなものがうかがえます。


(4)他の保護者のようす

学校の説明会にきているということは、その学校を受験する可能性が大きく、さらに進学したときには同級生となる可能性のある方々です。じっくり観察するような非礼はできませんが、雰囲気のようなものはわかると思います。

とある学校の説明会に行ったときに感じたことです。来ている保護者の年齢が若いのですね。また、服装がカジュアルというか、近所のスーパーに買い物に来た雰囲気なのです。ダメージジーンズにポロシャツ、室内でもキャップをかぶったままの父親なども見かけました。

 何も休日の説明会に父親はネクタイ・スーツにする必要はありませんし、母親はjun ashidaのお受験スーツに身を包む必要もありません。(それは小学校受験の世界だそうですね)
それにしても、もう少しTPOをわきまえるというか、学校に失礼のない服装があるだろうに、と思ってしまいました。

別の学校の説明会では、隣の母親が、校長先生の話の間中、スマホをいじっていました。横目で見ると、ゲームです。いったい何をしに来たのかわかりません。

説明会に参加している保護者を見たときに、しっくりくる感覚というのも案外大事なのではないでしょうか。


(5)廊下や教室の掲示

私はいつもここに注目します。

よそ行きではない、学校の普段の様子が垣間見えるからです。

さすがに説明会仕様の掲示物に入れ替えて見せている学校は今までありませんでした。

成績や大学入試に関連する掲示が多い学校もあります。
生徒の自主的な創作活動に力を入れている学校もあります。
とっくに期限のすぎたイベントのポスターが張りっぱなしの学校もあります。
夏の自由研究の成果が並べられている学校もあります。

その学校が何に力を入れているのか、生徒はどう活動しているのか、その一端を垣間見ることができるのです。


(6)在校生の様子

説明会や校舎見学等の案内を、在校生に手伝わせることについての賛否はあろうかと思います。しかし、見に行くこちらにしては、在校生の雰囲気を知る絶好の機会です。

品川区のある女子校では、ガールスカウト活動の歴史があります。説明会は、高校生と、このガールスカウトの生徒が手伝っていました。この子たちだけ制服が異なるのですが、特別な服装が許可されているとのことで、これにあこがれを抱く受験生も多そうです。

文京区のある学校では、授業見学をさせてもらったのですが、生徒たちがひっきりなしに後ろを気にしているのですね。授業に集中できない子たちでした。

目黒区のある学校では、生徒たちが先生にとてもフレンドリーなのが印象的でした。まるで海外の学校のような雰囲気でしたが、かといって生徒達に乱れた雰囲気もなく、きっと学校に通うのが楽しいのだろうなあという雰囲気が伝わってきました。

中京地区にある全寮制のある学校を訪れたときのことです。
案内してくださっている先生が、グラウンドの向こうを歩いている生徒を見かけたのですね。そのとき、先生はその生徒を大声で怒鳴りつけました。ゆっくり歩くな、という意味内容の叱責です。生徒はびくっとして、走り始めました。
校内は歩くな、という指導なのですかね?
こうした細かいことも、実際に足を運ばないとなかなかわからないですよね。

 

※説明会等に参加するときの服装についてはこちらで記事にしました。

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3.何校くらい行けばいい?

人による、としか言えません。

志望校として検討している学校すべてに行く必要があります。
足を運んでみなければ、何もわからないからです。

仮に5校を志望校に絞り込んだとして、検討中にはその倍くらいの学校が候補としてあがったと思います。ここは手間を惜しむ場面ではありません。

そうして絞り込む段階では、かならず両親とも足を運んでください。手分けしてかまいません。母親が一人で見に行って、気に入った学校には父親にも足を運んでもらいます。またその逆でもかまいません。もし夫婦二人で同時に参加できれば理想的です。しかし、例えば父親が一人ででかけて志望校から外したくなった学校へは、もう母親が行く必要はないでしょう。夫婦の意見が異なる学校は受験するべきではないからです。

ある程度絞り込めた段階で、子供にも見せてあげましょう。文化祭やオープンスクールなど、行く機会はあるはずです。
ただし、子供に選ばせるという意味ではありません。
「あなたが受験するのだから、あなたが自分で選びなさい。」というのは、あまりにも厳しすぎます。一見子供の意志を尊重しているように見えますが、単に親の責任回避ではないでしょうか。

家族みなで納得した志望校を選んでほしいのです。


※注意

いわゆる「安全校=押さえ」の学校について注意があります。(滑り止めという嫌な表現もありますね)

みなさん、どうしても我が子の実力については過大評価しがちです。

さすがにこの学校は受かるでしょう、とみなさんが考えている学校が、プロの目から見ると安心できない学校であったりするのです。

そこで、こちらから「安全校」をご案内します。

みなさん、良い顔はなさらないですね。こちらとしても、この学校なら生徒に合いそうだ、進学しても生徒の学力を伸ばしてくれる、と考える学校をご案内しているのですが。

まあ、先生がそうおっしゃるなら。そういってくださった場合でも、どうせその前に合格が決まるだろう、と高を括って、学校を見にもいかない方がとても多いのです。

一つも合格が出なくて、青ざめて駆け込み相談に来る方が毎年かならずいらっしゃいます。

「でも、おすすめした〇〇中へ出願はしてありますよね。」
「いえ、その前に合格すると思ってたので。実は一回も見に行ってすらいないのです。」

毎年2月5日すぎにこうした会話がかわされるのです。

また、こちらがどうアドバイスしても意思を曲げずに「この2校に合格できなかったら、公立中に進学する」と宣言されていたご家庭が、「今から出願できる学校はありますか?」と泣きついてくることも珍しくないのです。

この後、入試本番までにお子さんの成績がどう変化するかはわかりません。

「ここまでは必要ないだろう」と思わずに、幅広く学校を見に行ってください。

お願いします。