小学生はお腹がすきます。
それなのに、学校から塾へほぼ直行。
どうやって食事をコントロースするのか難しいですね。
今回は、そうした通塾と食事の関係について考察します。
食事の考え方の5パターン
1.Aだけ・・・家で食事をしてから塾に行き、その後は食べない
この場合は、夕方早い時間帯にきちんとした夕食を食べることになります。
はっきりいって、もたないでしょう。
仮に4時半に食事をしたとして、就寝時間までに5時間近く時間が空いてしまいます。
しかも、小学校から帰った直後にはそんなに食事ができるまでは胃に余裕がないはず。
2.Bだけ・・・塾にきちんとしたお弁当を持参
塾できちんとした食事タイムを設けていないと無理ですね。
食事タイムを設けている塾は多いですが、せいzせい20分程度です。
その時間で完食できて、きちんとした食事のボリュームを持たせるのはなかなか大変です。
しかし、時間を考えるとこのタイミングで食べるのが理想なのですが。
3.Cだけ・・・塾から帰ってから食事する
これももたないでしょう。
学年にもよりますが、9時は過ぎると思います。
それまで何も食べないのは大人でもきついですね。
しかも、就寝直前の食事は健康上問題があることは常識です。
4.AとB・・・塾に行く前に軽く食べ、塾へも軽食をもたせる
どちらも手早く食べられる軽食になります。
しかし、時間帯的には理想的です。
どちらの重きを置くのかは、塾での食事時間がどれくらい設定されているかによるでしょう。
5.AとC・・・塾へ行く前に軽く食べ、帰宅してから軽く食べる
食事タイムを設けていない塾の場合は、これしか選択肢がありません。
SAPIXがそのスタイルです。
SAPIXによると、食事タイムを設けると、生徒の授業への集中力が低下するので、結果として帰宅が遅くなるから、ということのようですね。
そういえば、この塾は、授業と授業の間にも休憩時間はありません。
塾に行く前に食べられる物は、せいぜいおにぎり一個程度だと思います。とにかく帰宅まで腹をもたせる、そうした軽食です。そして帰宅してからは、就寝直前ですので重い物は食べさせられません。消化の良いものを軽めに、というかんじでしょうか。
なかなか難しいですね。そうした塾にお子さんを通わせているお母様(お父様かも)の努力には頭が下がります。
6.BとC・・・塾で軽食を食べ、帰宅したから軽く食べる
学校と塾との距離の兼ね合いで、塾に行く前の軽食タイムがつくれない場合でしょうか。
あるいは、学校から塾へ直行する場合かもしれません。
私の知るケースでも、塾の前で待機していたお母様が、子どものランドセルを預かり、塾バッグを子どもに渡していた、そうしたご家庭もありました。
よほど遠い塾に通っているのか、あるいは小学校が自宅から遠い私立小のケースだと思います。
こうしたことがあるから、塾も小学校も自宅から近いほうがよいのですね。
7.AとBとC・・・塾に行く前に軽食、塾でも軽食、帰宅したら軽食
もしかして健康上ベストなのかもしれません。消化の良い、すぐエネルギーになる食事を中心に、少しずつ時間を置いて食べる。AもBもCも、そんなに食事時間はとれませんので、こうしたスタイルが現実的なのかもしれません。
結局どうするのがよいのか?
こればかりは、お通いの塾に食事休憩が設定されているかどうかで決まります。
塾によっても、食事は家でとるのが基本、そうした考え方だと、食事休憩タイムが無いですし、仮にあったとしても短時間、ほんとうにサンドイッチ1つ分の時間しかありmせん。また、食事は正しい時間にとるべきだ、そうした考えの塾の場合なら、お弁当が夕食替わりとなります。日能研など塾で弁当が頼める(マックと提携)そうですね。
私としては、子どもには暖かい食事を食べてほしいと思っています。ですから、帰宅してから、たとえスープだけでもよいので何か食べてほしいと思います。具たくさんスープなどいいですね。
塾に行く前、あるいは塾の休憩時間は、本当に即エネルギーになるものだけで良いと思っています。バナナ1本とか?
やはり、食事のあとの授業では、生徒の集中力は目に見えるほど低下するからです。
良い物をみつけたので紹介します。
たまたま目についたので買ってみました。
UHA味覚糖から売られている「もち麦満腹バー」という商品です。
・十六雑穀プラス
・ごま鮭
・鯛と帆立の出し汁仕立て
・焼きおにぎり風味(もち玄米)
の4種類があります。その他にもトマトリゾット味オートミールというのもあるようです。
いわゆる「行動食」に分類されるものですね。
カロリーメイトやソイジョイと同じジャンルの、和風飯バージョンです。
1個あたり80キロカロリー前後ですので、これ1個で食事の替わりにはなりません。まさに小腹を満たす程度です。
しっかり固められている(柔らかいけれど)ので、レトルトパウチを破って、ワンハンドで簡単に食べられます。
常温で10か月くらい保つのでしょうか。先日買ったものは2025年2月が賞味期限でした。
これ、画期的ではないですか?
1981年に缶入りウーロン茶が世界で初めて伊藤園によって商品化され発売されたときくらいのインパクトです。
それまで甘い砂糖入りの缶飲料しかなかったですからね。
カロリーメイトもソイジョイも嫌いではありません。私はどちらかというとソイジョイ派です。
しかし、ご飯物でこうした簡易行動食があれば、とても便利だと思います。
肝心の味についてですが。
若干癖がありますが、二口目からは慣れて美味しく感じます。
シンプルな塩味の十六雑穀プラスがお薦めですが、これは個人の好みですね。
一度試してみることをお薦めする次第です。